業務のご案内

兵庫産業保健総合支援センターでは、兵庫県内の労働者の健康保持増進を図るため、産業医・保健師看護師・事業主・衛生管理者・人事労務管理担当者などの産業保健関係者等に対して、下記のような支援活動を行っております。ぜひご利用ご活用ください。

★業務案内のパンフレットはこちら(事業案内  令和6年8月発行 PDF)

1 研修会の開催

産業保健関係者の方々を対象に、産業保健に関する専門的かつ実践的な能力の向上を図るため、研修会を実施します。また、当センター以外の団体が実施する研修について、教育用機器の貸出し、講師の紹介等の支援を行います。

2 産業保健情報の提供

労働衛生教育時に使用するための産業保健に関する図書・機器等の閲覧・貸出を行います。また、産業保健に関する情報をとりまとめた情報誌「産業保健21」を提供しています。なお、当センターではホームページを開設し、情報の提供・研修会の案内等を行っています。
また、メールマガジンを発行し、定期的に産業保健の情報や研修のご案内等の情報を提供しています。

3 専門的相談対応

産業保健関係者からの産業保健に関する様々な問題について、相談内容に沿った産業保健相談員(専門スタッフ)が面談又は電話、FAX、電子メールで相談に応じ、回答します。また、作業環境管理等の事業場の具体的な状況に応じた専門的支援が必要な場合、専門の産業保健相談員が現地に赴いて相談に応じ、具体的方法を助言します。

4 地域産業保健センターの運営

労働者数50人未満の産業医の選任義務のない事業場に対する健康診断実施後の意見聴取や健康相談、個別訪問指導等の産業保健サービスを行うための「地域産業保健センター」を運営しています。

 5 広報・啓発

事業主、人事・労務管理担当者等の方々を対象に、産業保健の重要性を正しく理解していただくため、職場の健康に関するセミナーを開催する等広報・啓発を行います。

6 調査研究

産業保健活動に役立つ調査研究を実施し、成果の公表、研修等での活用を行います。

7 メンタルヘルス対策の普及促進のための支援

・中小規模事業場のメンタルヘルス対策を普及促進するため、メンタルヘルス対策の取組や導入を希望された事業場及び行政の支援要請を受けた事業場に対し、メンタルヘルス対策促進員が事業場を訪問し支援します。

・メンタルヘルス教育の継続的な実施を普及させるため、管理監督者向けメンタルヘルス教育を実施します。また、若年層の自殺防止対策のためのセルフケアを促進する、若手労働者向けメンタルヘルス教育を実施します。

8 治療と仕事の両立支援

病気になった労働者が病気治療を続けながら、安心して働くことができる職場環境づくりを総合的にサポートします。両立支援に関する制度の導入促進支援、両立支援に関する意識啓発を行うための教育、両立支援に関する相談対応するための相談窓口の設置、事業場と患者(労働者)の間の治療と仕事の両立支援に関する調整支援等を行います。

 

専門的相談(窓口相談・実地相談)について

産業保健に関する様々な問題について、産業保健相談員(専門スタッフ)が面談又は電話、FAX、電子メールで相談に応じ回答します。また、事業場・工場の具体的な状況に応じた支援が必要な際は、現地に赴いて相談対応します(実地相談)。専門的相談の案内はこちら

専門スタッフの担当分野 相談例
産業医学 健康診断の事後措置、職業性疾病の予防対策、職場巡視の方法
労働衛生工学 作業環境の改善方法
メンタルヘルス 職場のメンタルヘルスの進め方
労働衛生関係法令 関係法令の解釈
カウンセリング 職場におけるカウンセリングの進め方
保健指導 勤務形態や生活習慣に配慮した生活指導の方法

相談項目の実際

  • メンタルヘルスに関して
  • 法令・法令解釈に関して
  • 作業環境測定、基準、評価に関して
  • 産業医の職務に関して
  • 有害因子による健康障害防止のための工学的対策に関して
  • 職場の快適化に関して
  • 健康づくりに関して
  • 保護具に関して
  • 健康診断に関して
  • 健康・衛生一般に関して
  • 労働安全衛生管理体制に関して
  • 有害因子の性質、調査方法に関して
  • 職業性疾病の診断・治療・認定基準に関して
  • 労働衛生教育の実施方法に関して
  • 休職、復帰に関して
  • 情報機器作業(旧 VDT作業)に関して
  • アスベストに関して