労災疾病等医学研究普及サイト「石綿関連疾患診断技術研修(石綿小体計測講習会)」について

労働者健康安全機構からご案内です。

労働者健康安全機構では、労働災害の発生状況や行政のニーズを踏まえ、労災補償政策上重要なテーマや新たな政策課題について時宜に応じた研修に取り組んでおります。今回は、「石綿関連疾患診断技術研修(石綿小体計測講習会)」についてです。

当機構では呼吸器系の疾患を取り扱う医師等に対して、医学的な判断が困難な石綿関連疾患の診断技術の向上および労災補償制度の周知を図るため、石綿関連疾患の診断方法、石綿ばく露の所見に関する読影方法、労災補償制度の取扱い等についての研修を実施してきました。

その中で、石綿小体計測に関わる人材の育成を主な目的として、臨床検査技師を対象に石綿小体計測講習会を実施しております。石綿による肺がんか否かの労災認定基準の一つとして、肺内の石綿小体の本数がありますが、計測できる施設や人材は限られているのが現状です。

本講習会では、検体の作成方法から石綿小体の測定方法まで、実際に顕微鏡を用いながら学ぶことができる上、少人数体制のため、新規参加者の方でも安心して学べる内容となっています。

今年度は令和6年12月7日(土)に開催いたします。詳細は下記をご覧ください。

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◆リーフレット「令和6年度石綿関連疾患診断技術研修(石綿小体計測講習会)」PDF