就業中の若者の職場とメンタルヘルス問題
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日時
2017年2月21日 火曜日
14:00～16:00
カテゴリー
講 師：兵庫産業保健総合支援センター 産業医学担当 相談員 井口 弘（いぐち ひろし）氏
内 容：就業と疾病：職業病、塵肺、白ろう病、etcにおける身体的疾患が中心で、色々と予防上の対策工夫が講じられ治療法も発展した。「職業病の対策」としてのこれまでの身体的疾病の職業病に対し、近年はメンタルヘルスとして、精神的被害や疾病が色々な業種や職場での第一義的な健康問題として多くの関心を集めている。平成不況（１９９０年代）下では、事業効率を上げ利益確保に力を注ぎ、雇用の不安定化、サービス残業等々が労働者の負担を増大や業績主義賃金体系など高度経済成長期と異る労働環境を生み出した。就中、平成不況以前に就業した中高年世代者である。就業経過中の就業務環境変化は、ストレスであり、メンタル問題を生み出すことともなる。昨今、職場のメンタルヘルスは、このような業務環境変化を当然の前提となった今日の時代に就業した若者にも、中高年世代の人々のみならず、世代特有の問題を生み出している。「心の病」は増加傾向にあるのか？その比率は２００２年４８.９％、２００６年６１.５％、２００８年５６.１％、２０１０年４４.６％と言われている。「心の病の最も多い世代は３０代」と言われている。大卒の新入社員が３年以内に転職するのは略々３０％程度で好・不況との関係はない。
定 員： 30席 （満席）
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