腰痛予防対策(認知と情動をコントロールする)
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日時
2018年8月29日 水曜日
14:00~16:00
カテゴリー
講 師:大阪労災病院 治療就労両立支援センター 理学療法士 浅田 史成氏
内 容:産業保健における腰痛対策は重要な課題ですが、急性腰痛と慢性腰痛は全く異なる病態(急性期は疾患および筋や関節の炎症が主体、慢性期は脳機能の下降性疼痛抑制機能の低下および外側前頭前野の機能低下・内側前頭前野の亢進による中枢性感作、侵害受容器の変性など)にも関わらず、同様のアプローチ(人間工学的思考による身体への負荷軽減、薬物療法、徒手療法、索引やホットパックなどの物理療法、マッサージ、たまに手術など)が実施されています。急性期は主に医療での対応が中心ですが、この際に腰痛を怖がらせるような情報(画像所見の異常、骨盤の歪み、腰痛を引き起こしやすい姿勢、腰痛の多い職業ですね、など)を与えると、腰痛の慢性化を引き起こします。現在、産業保健の現場で困ることが多いのは、慢性腰痛を抱えて仕事を休みがちな症例ではないでしょうか?このような慢性腰痛対策には、認知を変える作業を、情動(負の感情)の起伏を減らすことが良いとされています。本講演では慢性腰痛の背景とアプローチを紹介したいと思います。
対象者:保健師 産業看護職 衛生管理者 産業医
定 員: 30席(残り21席)
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